Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
もの何(ど)うぞ助けて給われかし」
と熊の傍(そば)に寄り添いまして、
町「さア穴の方へ往(ゆ)けよ、さア/\」
と追いやる如く引立つれば、熊は頷(うなず)く様子にてお町の顔を一度見て、一散走(いっさんばし)りに谷間の方へ駈け出します。
町「それ撃たれなよ」
と云う間(ま)もあらばこそ、一発ズドンと打放(うちはな)しました。お町は熊を見返りまして、
町「やれ撃たれしか」
と云う間にまた一発放ちました。さてお話変って、文治の漂い着きました無人島は、佐渡を離れること南へ何百里でございますか、島の大きさも確(しか)とは分りませぬが、白鳥、鸚鵡(おうむ)、阿呆鳥などいう種々(しゅ/″\)の鳥が沢山居ります。文治は尋ねあぐみて殆(ほとん)ど気絶の体(てい)でございましたが、暫くして我に返り、
文「あゝ天何故(なにゆえ)に我を斯(か)くまで懲らしめ給うか、身に悪事をなしたる覚えなきに、如何(いか)なれば斯く我を苦しめ給うぞ、世にある時は人を助け、人のために人を懲(こら)しもし、また彼(あ)の友之助を助けるために蟠龍軒の屋敷へ踏入り、悪事加担の奴ばらを切殺したりとは云いながら、これ私慾のためならず、世のため人のため、天に代って誅戮(ちゅうりく)を加えたるに過ぎざれど、其の職其の身にもあらぬ