Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
綿に火を移し、枯枝にその火を掛けて焚火(たきび)をなし、また樹(き)の枝を折って樹から樹を柱に、屋根をこしらえて雨露(あめつゆ)を凌(しの)ぐの棲家(すみか)となし、先ず其の日暮しの用意は出来ました。
文「これで先ず露命を繋(つな)ぐ趣向が出来たというもの、此の上は一日(いちじつ)も早く此の島を脱(ぬ)け出(い)でて、再び蟠龍軒に廻(めぐ)り合い、武士の嗜(たしな)み思う存分に敵(かたき)を討たなければならぬ、あゝ/\我は斯(か)かる無人の島に漂うて辛うじて命を継(つな)ぎ居(お)るに、仇(あだ)は日々夜々(ひゞよゝ)に歓楽を極めて居(お)ることであろう、實(げ)に浮世とは申しながら、天はさま/″\に人を操(あやつ)るものかな、蟠龍軒よ、此の方(ほう)が再び廻り合うまでは達者で居れよ、我妻(わがつま)もまた此の世に居らば何(ど)うぞ無事で居てくれよ」
と心の中(うち)に祈らぬ日とてはござりませぬ。別に話し相手というもなく、只(た)だ船を繕(つくろ)うことにのみ屈托(くったく)して居りまする。折々(おり/\)木を切り魚(うお)を捕(と)ります