Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
のであろうというお尋ねがござりますゆえ」
文「いつに変らぬお情、切腹を御免になり、又流罪を御赦免下さいましたのも、皆其許(そこもと)のお執成(とりなし)と右京殿の御仁心(ごじんしん)による事、文治は神仏より尊(とうと)く思うて居ります」
喜「いや、それと申すも、其許の日頃の行状が宜(よ)ければこそ、我らは真に世の中の鑑(かゞみ)と信じて居ります、時に御家内様、敵(かたき)の行方が知れまして嘸々(さぞ/\)お悦びでござりましょう」
と一通りの挨拶をして、大分夜(よ)も更けましたゆえ藤原喜代之助は暇(いとま)を告げて、一先(ひとま)ず我家へ帰りました。
四十四
喜代之助は一旦我家へ帰りましたが、夜(よ)の明くるを待兼て、其の夜の中(うち)に奥の女中に、
喜「夜更(よふけ)にて恐入りますが、文治夫婦のお物語を申上げとうござる」
と取次を願いました。右京殿はお側の者を相手に一口召上っておいでの所へ、女中のお取次、早速御面会、喜代之助が
喜「予(かね)てお話のござりました文治事(こと)、来(きた)る十四日夕申刻(なゝつ)頃、向島に於て舅(しゅうと)の敵(かたき)大伴蟠龍軒を討ちます」