Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
鏝板(こていた)は、ざっと一尺五六寸、軽子(かるこ)が片荷(かたに)程の土を其の板の上に載せますと、それを左に持ちまして、右の手で仕事をすると申します。斯程(かほど)の大力(だいりき)ある亥太郎、なか/\一人や二人の力で腕を捩上げるなどという事の出来るものではござりません。
亥「この三一(さんぴん)め、生意気なことをするな」
と忽(たちま)ち其の手を捩返しました。ところへ文治が駈(は)せ寄って亥太郎の腕を押え、
文「亥太郎殿、こんな事があろうと思えばこそ、あれ程頼んだではないか、お控えなさい」
亥「へえ/\」
文「御免」
と其の侍の笠に手をかけ、ぽんと※(むし)り取りました。
文「いや大伴蟠龍軒、久々で逢いましたな」
はたと睨(にら)み付けますると、後(うしろ)に笠の輪ばかり被って居りました四人の侍、「汝(おのれ)、無礼者」と刀に手をかける其の横合より、八丁堀の同心体(てい)の人、
「これ/\お控えなさい、舅の敵討でござるぞ、それとも尊公(そんこう)達はお助太刀なさる思召(おぼしめし)か」
侍「いや、助太刀ではござらぬ」
同心「左様ならお控えなさい」