Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
亥「だって皆(みん)な己が為(し)たんでえ、お奉行様、この亥太郎を御処分下せえ」
國「恐れながら國藏申上げます、その六月十五日夜は私(わし)が切込みまして殺したのでござんす、何(ど)うぞお仕置き下さいますよう」
森「兄イ、何を云うんだ、蟠龍軒の家(うち)へ切込んだのは誰でもねえ、この森松がやッつけたんで」
亥「やい、森松、國藏、何を云やがる、お奉行様、此奴(こいつ)らア気が違ったんです、私に相違ございません」
役「其の方ども控えろ控えろ」
つくばいの同心は赤房(あかぶさ)の十手(じゅって)を持って皆々の肩を突きましたが一向に聞入れませぬ。お取上げがないので三人とも立上って頻(しき)りに罪を背負(しょ)おうと焦(あせ)って居ります。時に文治が、「これ一同静かにしろ」と睨(にら)み付けられてピタリと止って、平蜘蛛(ひらぐも)のようになって居ります。
文「恐れながら文治申上げます、此の者どもが御場所柄をも弁(わきま)えず大声(おおごえ)に罪を争います為態(ていたらく)、見るに忍びず、かく申す文治までがお奉行職の御面前にて高声(こうせい)を発したる