Classici giapponesi con furigana
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のちのなりひらぶんじ
後の業平文治
三遊亭 円朝
Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate
まゝ一言(いちごん)も女房の邪慳なことを口外致しませぬ故、一向心付かんで居りました」
右「そちも不覚であったの、それから何(ど)う致した」
と膝を突付(つきつ)け、耳を欹(そばだ)てゝ居ります。
八
喜代之助は其の当時の事を想い起したものと見えまして、口惜(くや)し涙に暮れながら、
喜「悪事というものは隠す事の出来ぬものと見えます、母は手前にさえ一言も話さぬ位ですから勿論(もちろん)隣家の者などに話す気遣いはございませぬが、何時(いつ)しか隣家の者が聞付けて、お淺さんも邪慳な事をなさる人だ、あのような辛抱強い年寄を、何が憎くって乾殺そうという了簡になったのだろう、お気の毒な事だ。と云ってお淺の不在を窺(うかゞ)い、親切にも粥(かゆ)か何かを持参致しました所へ、生憎(あいにく)お淺が帰ってまいりまして、烈火の如く憤(いきどお)り、いきなり其の食器を取って母の眉間(みけん)に打付け、傷を負わせました、其の時文治殿は何処(どこ)で聞付けましたか其の場に駈付けてまいりまして、義理ある親を乾殺そうとは人間業でない、此の様な者を生かして置いては此の上どんな邪慳な事を仕出来(しでか)すかも知れぬと云って、お淺を取って押えて口を引っ裂き……いや私(わたくし)が其処(そこ)へ帰ってまいって手討にいたし