Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate

Aozora Bunko

時は、此の後(のち)どのようなる悪事を仕出来(しでか)すかも知れぬ、さぞ町人方が難渋するであろうと思いますと、矢も楯(たて)も堪(たま)らず、彼等の命を絶って世間の難儀を救うに若(し)かずと決心いたし、去(さん)ぬる十五日の夜(よ)、御法度(ごはっと)をも顧(かえりみ)ず、蟠龍軒の屋敷へ踏込(ふんご)み、数人の者を殺害(せつがい)いたし候段重々恐入り奉ります」

奉「蟠龍軒が悪人ならば上(かみ)に於て成敗いたす、悪人だから切殺したと申すは言訳にはならぬぞ」

文「恐入ります、言訳にならぬは承知の上、如何様(いかよう)とも御処分を願います」

奉「其の夜(よ)如何(いかゞ)致して忍び込み、如何(いか)にして殺害いたしたか、詳しゅう申立てえ」

文「其の夜の丑刻(こゝのつ)頃庭口の塀(へい)に飛上(とびあが)り、内庭の様子を窺(うかゞ)いますると、夏の夜とてまだ寝もやらず、庭の縁台には村と婆(ばゞ)の両人、縁側には舎弟の蟠作と安兵衞の両人、蚊遣(かやり)の下(もと)に碁を打って居りました、よって私は突然(いきなり)女ども両人を切らば、二人の奴らが逃げるであろうと斯(こ)う思いまして、心中(しんちゅう)手順を定(さだ)め、塀より下り立ち、先ず庭に涼んで居りました