Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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のちのなりひらぶんじ

後の業平文治

三遊亭 円朝

Leggi 後の業平文治 (のちのなりひらぶんじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 109.545 caratteri · 216 schermate

Aozora Bunko

訳じゃアありませんが、実はこりゃア桜の馬場の人殺しが持っていた品です、左様さ、御新造が此方(こちら)へ縁付(かたづ)いてから二日目のこと、丁度三年以前の五月三十日の晩ですが、水道町の仕事の帰りに勘定を取って、相変らず一口やった揚句(あげく)の果(はて)、桜の馬場の葭簀張(よしずばり)、明茶屋(あきぢゃや)でうと/\寝入ると、打(ぶ)ちまけるような大夕立にふと気が付いて其処(そこ)らを見ると、枕元でキャッという叫び声、さては人殺しと寝ぼけ眼(まなこ)で曲者の腰の辺(あたり)へ噛(かじ)り付いたが、その曲者も中々堪(こた)えた奴で、私(わっち)へ一太刀(ひとたち)浴(あび)せやがった、やられたなと思ったが、幸いに仕事の帰りで、左官道具をどっさり麻布(さいみ)の袋に入れて背負(しょ)っていたので、宜(い)い塩梅(あんばい)に切られなかった、振放す機(はずみ)に引断(ひっちぎ)った煙草入、其の儘土手下へ転がり落ちた、こりゃ堪(たま)らぬと草へ掴(つか)まって上(あが)って見たら、何時(いつ)の間にか曲者は跡を晦(くら)ましてしまう。翌日(あくるひ)聞けば殺された