Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
二十面相というやつはえらいですねえ。ぼくはあいつを尊敬しますよ。」
明智のようすは、いよいよへんです。
「これ、これ、明智さん、どうしたんじゃ、賊をほめたてているばあいではない。チェッ、これはまあなんというざまだ。ああ、それに、作蔵たちを、このままにしておいてはかわいそうじゃ。刑事さん、ぼんやりしてないで、早くなわをといてやってください。さるぐつわもはずして。そうすれば作蔵の口から賊の手がかりもつくというもんじゃないか。」
明智が、いっこうたよりにならぬものですから、あべこべに、日下部老人が探偵みたいにさしずをするしまつです。
「さあ、ご老人の命令だ。なわをといてやりたまえ。」
明智が刑事にみょうな目くばせをしました。
すると、今までぼんやりしていた刑事が、にわかにシャンと立ちなおって、ポケットから一たばの捕縄をとりだしたかと思うと、いきなり日下部老人のうしろにまわって、パっとなわをかけ、グルグルとしばりはじめました。
「これ、何をする。ああ、どいつもこいつも、気ちがいばかりじゃ。わしをしばってどうするのだ。わしをしばるのではない。そこにころがっている、ふたりのなわをとくのじゃ。