Classici giapponesi con furigana
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かいじんにじゅうめんそう
怪人二十面相/少年探偵団
江戸川 乱歩
Leggi 怪人二十面相/少年探偵団 (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 212.130 caratteri · 422 schermate
」
「ハハハ……、ご老人、あなたこそ、どうかなすったんじゃありませんか。ここには明智なんて人間はいやしませんぜ。」
老人はそれを聞くと、ポカンと口をあけて、キツネにでもつままれたような顔をしました。
あまりのことにきゅうには口もきけないのです。
「ご老人、あなたは以前に明智小五郎とお会いになったことがあるのですか。」
「会ったことはない。じゃが、写真を見てよく知っておりますわい。」
「写真? 写真ではちと心ぼそいですねえ。その写真にぼくが似ているとでもおっしゃるのですか。」
「…………」
「ご老人、あなたは、二十面相がどんな人物かということを、おわすれになっていたのですね。二十面相、ほら、あいつは変装の名人だったじゃありませんか。」
「そ、それじゃ、き、きさまは……。」
老人はやっと、事のしだいがのみこめてきました。そしてがくぜんとして色をうしなったのでした。
「ハハハ……、おわかりになりましたかね。」
「いや、いや、そんなばかなことがあるはずはない。わしは新聞を見たのじゃ。『伊豆日報』にちゃんと『明智探偵来修』と書いてあった。それから、富士屋の女中がこの人だと教えてくれた。