Classici giapponesi con furigana
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かいきいっせきばなし
怪奇一夕話
岡本 綺堂
Leggi 怪奇一夕話 (かいきいっせきばなし) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 8745 caratteri · 18 schermate
衛にあるあいだに、ある夜その旅舎の庭に真黒な姿の怪しい物が現れたので、子路と子貢が庭に飛び降りて組み付いたが、敵はなかなかの曲者で、二人の手に負えない。そこで、孔子も燭を執って出て、そいつの鬚をつかめとか、胸を押えろとか指図した。それでようよう取押えてみると、怪物は巨大なる※魚であったという。※魚は鯰のような魚類であるらしい。大鯰はなんの為に化けて出たのか、相手を聖人と知ってか知らずか、それは勿論穿索の限りでないが、兎も角もこういう怪物が目前に出現した以上、孔子も妖怪を信じないわけには行かなかったであろう。こうなると、「語らず」は文字通りの「語らず」であって、「信ぜず」というのでは無いらしい。
唐の韓退之は仏教大反対で、聖人の道を極力主張したので有名の人物であるが、この韓退之も雪の降る夜、柳宗元等と一堂に集まって鬼神を論じていると、折から烈しい吹雪のなかに蛍のごとき火が点々と現れた。忽ちに千万点、それが一団の大きい火の玉となって室内に飛び込んで来て、そこらをくるくると舞っていたかと思うと、やがて一堂も揺らぐばかりの凄まじい響きをなして飛び去ったので、剛※(「厂+萬」