Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate

Aozora Bunko

かれの肩をたたいた者は余人ならず、『宇宙の女王』号にのってでかけた探検隊長のサミユル博士だった。その『宇宙の女王』号が、悲壮なる無電をとちゅうまで打って、消息をたった。それでテッド隊が、『宇宙の女王』号のゆくえを探すために地球をあとにして、困難なる大宇宙捜査に出発したのであった。ところが、サミユル博士一行の六十名をのせた『宇宙の女王』号の消息はまったくわからず、テッド隊は不安のうちにも捜査をつづけているうちに、怪星ガンの捕虜となってしまったわけだ。ところがこんなところで、ばったりとサミユル博士と出会うとは、なんという奇縁であろうか。

「ほんとに、あなたは、サミユル先生」

テッド隊長は、ほんとになんべんも目をこすって、まえに立つ半白の老探検家を見なおした。

「ふしぎなところで会ったね。どうして、こんなところへきたのかね」

老探検家は、健康色の顔に、ほおえみを見せて、テッド博士にきく。

「わたしたちは、先生のご一行を救援するためにこっちへやってきたのです。不幸にして、このとおり怪星ガンの捕虜となってしまい、われらの目的ももう達せられないかとなげいていましたのに、とつぜんここで先生にお目にかかるなんて、ふしぎというか何というか、びっくりいたしました」