Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
たいへんふしぎである。よく考えてみると、こっちからは怪星ガン人の姿が見えないが、はんたいにガン人のほうからは三根夫や帆村たちの姿がよく見えていて、ガン人のほうで道をゆずるから、突きあたることもないのであろうとも思われるのだった。
サミユル博士の家へついた。それは原のなかに一つさびしく立っている四角な白い建物だった。外から見ると、かざりもなんにもない殺風景な建物であったが、玄関からなかへはいってみると、家具などがなかなかりっぱであった。
家の中には、誰もいなかった。さっするところ、博士ひとりが住んでいるらしい。
りっぱにかざられた広間に、一同は腰をおちつけた。
「ハイロ君、ちょっときてくれたまえ」
「はい、ただ今」誰もいないと思ったのに、となりの部屋と思うあたりで男の声がした。
緑のカーテンが、奥に面したところにかかっていたが、それがさっと一度だけ動いたのを三根夫は見た、と、かすかに足音が近づいて、やがてサミユル博士の横で声がした。
「ご用でございますか、はい」
「お客さまがたに、ちょっと一口、何かおいしいものをさしあげてください」
「はい、かしこまりました。