Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate

Aozora Bunko

「なんだ、天窓だって。屋根に天窓をあけるのかい」

「そうじゃないよ。怪星ガンの天井に天窓をあけることをいってんのさ」

「ふん、怪星ガンの天井に天窓があけられるのかい。第一、天井とはどこをさしていうのかね」

「わかっているじゃないか。本艇が、このまえ、怪星ガンの捕虜となったときに、ほら、空が四方八方から包まれていったじゃないか。あの包んだしろものが、怪星ガンの天井なんだ。その天井になんとかして、天窓をあける方法はないものかな」

「さあ。どうすればいいかな。とにかくその怪星ガンの天井までのぼらなくちゃならないね。その天井は、そうとう高いところにあるんだろう。どこからのぼっていけばいいか、その研究が先だね」

「そうとう遠いと思うね。飛行機にのっていかないと、あそこまでいきつけないのではないか」

「えっ、飛行機だって。そんなに高いところにあるのかい。何千メートルというほどの上にあるのかい」

「いや、はっきりしたことはわからないが、あのときの感じでは、そう思った」

「ぼくも、天井が何千メートルも高いところにあるという考えにはさんせいだが……」

と、別の隊員がいった。

「しかし、どうも分らないことがある」