Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
それで、ハイロの手まねをかいどくして、わかったように思うことは、この天蓋をつくっている壁体はすくなくとも三重になっているらしい。中は袋のようになっていて、そこの中に原子力であたためられた或るガスがつまっているらしい。そのガスは、ぎっしりと袋の中につまっているので金属とおなじくらいに固く感ぜられる。その外に、あと二重に樹脂のような生地の袋がかぶさっていて、ガスが外へもれることをふせぐと共に、外部から砲弾などをうちかけられても、はねかえす力を持たせてあるものらしい。
らしい、らしいの話ばかりで、正確なことはわからないのが残念だが、いずれ町へかえってから、ハイロにたずねなおせばいいであろうと、三根夫はがまんした。そして残りの階段をひと息にのぼり切っていよいよ一番高いところに立った。それは、丸い小天井がはまっていた。その小天井は透明であった。その証拠に、天井をとおして、星がきらきら輝いていた。
(ああ、きれいだなあ。ひさしぶりに星空を見るんだ。ああ、きれいだ)
と、三根夫は、いいたいことばを口の中へおしこんで、透明天井を通して大空を仰いだ。そしてその姿勢で身体をぐるっと回転して、ちょうど百八十度ばかりまわったとき、かれはまったく意外にも、すぐ近くに、ガスタンクほどの大きさの、銀色にかがやいたすばらしい球が、宙に浮い