Classici giapponesi con furigana
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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Leggi 怪星ガン (かいせいガン) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 113.544 caratteri · 227 schermate
かれの頭部がはずれて、ころころと向うへころげたのであった。
ということは、かれもまたお面をかぶっていたというわけだった。
「この野郎」くるっと一転すると、かれはすっくと立ちあがった。お面のかわりに、地球人のまっ赤な顔が、怒りと不安にゆがんでいた。その顔に見おぼえがある三根夫だった。
「やあ。ガスコだ。スコール艇長と名乗っていたガスコだ」
読者はおぼえていられるであろう。この物語のはじめに出没した覆面の怪人ガスコであった。またギンネコ号の艇長スコールだと名乗って、テッド博士座乗のロケット第一号のなかへ変装してやってきた怪漢だった。そのとき三根夫は熱線をかれの変装のうえにかけ、つけひげなどをとかしてうち落とし、化けの皮をひんむいてやったことがある。その怪人ガスコが、こんな所にいたのである。
「ふふん。おれを知っていやがったか。ようし、そうなれば、なおさらきさまたちを許しておけないぞ。ここで、ふたりとも、息の根をとめてやるんだ。こら、動くな。手をあげろ」
ガスコの両手には、いつのまにか、二挺のピストルが握られ、その銃口は三根夫とハイロの胸もとに向いていた。もう、いけない。