Classici giapponesi con furigana
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かいいくらやみまつり
怪異暗闇祭
江見 水蔭
Leggi 怪異暗闇祭 (かいいくらやみまつり) di 江見 水蔭 (えみすいいん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.923 caratteri · 26 schermate
泰雲、頭巾を取って、頭を出すと、七三郎、拳骨の先に唾を付けて力一杯、こつん! こつん!
「これで胸がさっぱりした」
この変な敵討をよそに、小机源八郎は頻りに考え込んでいたが、やがて決心した体で、
「や、拙者はこの稲代殿を嫁に貰い受けたい」と云い出した。
これには泰雲も七三郎もびっくりした。余りにそれは突然に過ぎたからであった。源八郎は単に稲代の境遇に同情したばかりではないのであった。泰雲の夜目の利くのが代々であるというのから考えて夜目の利く男と、同じく夜目の利く女との相婚の結果、その子により以上夜目を利かして見たいという、そうした腹から出たのであった。