Classici giapponesi con furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Leggi 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.879 caratteri · 246 schermate
品でございまして」
と云いながら、
亭「へい御覧遊ばしませ」
と差出すを、侍は手に取って見ましたが、旧時にはよくお侍様が刀を買す時は、刀屋の店先で引抜いて見て入らっしゃいましたが、あれは危いことで、若しお侍が気でも違いまして抜身を振されたら、本当に危険ではありませんか。今此のお侍も本当に刀を鑒るお方ですから、先ず中身の反り工合から焼曇の有り無しより、差表差裏、鋩尖何や彼や吟味致しまするは、流石にお旗下の殿様の事ゆえ、通常の者とは違います。
侍「とんだ良さそうな物、拙者の鑑定する処では備前物のように思われるが何うじゃな」
亭「へい良いお鑑定で入っしゃいまするな、恐入りました、仰せの通り私共仲間の者も天正助定であろうとの評判でございますが、惜しい事には何分無銘にて残念でございます」
侍「御亭主やこれはどの位するな」
亭「へい、有難う存じます、お掛値は申上げませんが、只今も申します通り銘さえございますれば多分の価値もございますが、無銘の所で金拾枚でございます」
侍「なに拾両とか、些と高いようだな、七枚半には負らんかえ」
亭「どう致しまして何分それでは損が参りましてへい、なか/\もちましてへい」