Classici giapponesi con furigana
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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
Leggi 怪談牡丹灯籠 (かいだんぼたんどうろう) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 123.879 caratteri · 246 schermate
と言いつければ、最前より慄えて居りました藤助は、
藤「へいとんでもない事になりました、若し此の事から大殿様のお名前でも出ますようの事がございましては相済みません、元は皆な私から始まった事、どう致して宜しゅうございましょう」
と半分は死人の顔。
侍「いや左様に心配するには及ばぬ、市中を騒がす乱暴人、切捨てゝも苦しくない奴だ、心配するな」
と下郎を慰めながら泰然として、呆気に取られたる藤新の亭主を呼び、
侍「こりゃ御亭主や、此の刀はこれ程切れようとも思いませんだったが、なか/\斬れますな、余程能く斬れる」
といえば亭主は慄えながら、
亭「いや貴方様のお手が冴えているからでございます」
侍「いや/\全く刃物がよい、どうじゃな、七両二分に負けても宜かろうな」
と云えば藤新は係合を恐れ、
「宜しゅうございます」
侍「いやお前の店には決して迷惑は掛けません、兎に角此の事を直ぐに自身番に届けなければならん、名刺を書くから一寸硯箱を貸して呉れろ」
と云われても、亭主は己れの傍に硯箱のあるのも眼に入らず、慄え声にて、
「小僧や硯箱を持って来い」
と呼べど、家内の者は先きの騒ぎに何れへか逃げてしまい、一人も居りませんから、寂然として返事がなければ、