Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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わがあいするしじんのでんき

我が愛する詩人の伝記

室生 犀星

Leggi 我が愛する詩人の伝記 (わがあいするしじんのでんき) di 室生 犀星 (むろうさいせい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 116.728 caratteri · 231 schermate

Aozora Bunko

さみしきかげをとりかこめり。

註 六行目、び、は「美」

八行目、あい、は「愛」

気稟

鴉は

木に眠り

豆は

莢の中

秋の日の

真実

丘の畑

きんいろ。

蔓

ひとすぢのつるをたぐる

ひとすぢのつるのくずばな

しろがねのをゆびさしのべ

そのつるをたぐる

むらさきのはなのかなしみ

いとほのかなるにほひは

わがむねにおそろしきあらしをよぶか

うつくしきつるたぐる

水戸の高等学校に講演を頼まれ萩原朔太郎と二人で出掛けたが、その出立の日に初めて山村暮鳥夫人を訪ね、挨拶がわりの門前の立話でお別れした。それはその前の日に、那珂川のほとりまでくるまで往って、那珂川という洪水後の大川を見たのであった。その途中に偶然に丘状を作った林の中、叢の深い間に小径のついた暮鳥の詩碑を見出して、くるまを停める間もなく過ぎて了った。くるまを停めて態々詩碑をあおぎ見るには、学校側の案内する人への気兼と、妙な気恥かしさがあった。だから私は言いかけてくるまは停めなくともよいと言って、剛情に素通りして了ってから、降りて詩碑の頭をなでて見たかったとも言ったが、詩碑の嫌いな萩原は何も言わず気にもしないふうであった。学校側の人に聞くと暮鳥夫人は水戸市にいられ、産婆の業をしていられると言われた。