Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate

Aozora Bunko

様に成る、もう一歩慣れたら何うなりますか、併し乞食などは余り慣れないでも宜いが、有難う存じますと扇を持って居る掌へ辷込ませると申しますが、慣れない事は仕様のない者で中々その初めの中は云えん者だが明日御飯を喰べる事が出来ないと云う境界でございますから一生懸命であります、殊に命を助けて呉れた大恩のあるお父さんに御心配をかけては御病気にも障る事で何分にも他に何を致そうと思っても手放す事が出来ず、暗夜の事だから人に顔を見られなければ親の恥にも成るまいと思い、もう一生懸命で怖いも何も忘れて仕舞い、

筆「貴方お願いでございます」

○「アヽ、何だい突然に恟りした、どうも此処等へは獺が出るから……」

筆「永々親父が煩いまして難渋致します、何卒親子の者を助けると思召して御憐愍を願います」

○「然んなら早く然う云えば宜いのに吉田さん/\、袖乞だ一寸御覧」

と小田原提灯の火影で見ると

「中々美い女だ繻絆を着ないで薄い袷見た様な物を着て何うも気の毒な事だの」

△「成程是は美い素敵だ姉さん親父さんは余程悪いかえ」

筆「はい永い間病気で」