Classici giapponesi con furigana
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せいだんつきのかがみ
政談月の鏡
三遊亭 円朝
Leggi 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 54.603 caratteri · 108 schermate
ので、不断其の事ばかり思って居るから観音様の夢を見たのだ、あゝ観音様も分らねえと神や仏を恨む様な愚痴を云って居ましたが殿様が出て己が遣ったと云って下さいますればお上に於いてもお疑いは無い事で、お筆は免されて帰れますが、少しも早く、成ろう事なら今晩帰る様に」
武「今日は些と遅いから明日屹度帰す、是は誠に心ばかりだが……娘は明日屹度取戻してお前の家へ帰るようにして上げるが、此金は真の心ばかりだ、是は決して不正金でも何でもない仔細の無い金子だから、どうか心置きなく使って下さい、私が遣ったに違いない」
藤「誠に恐入ります、是は何うも娘を帰して下さるのみならず多分の金子を……」
武「いや沢山はないたった十金だから、何ぞ暖い物でも買っておあがり」
藤「是は恐入ります、おい孫兵衞さん旦那様が十両下すったよ」
孫「十両よりはお筆を早く帰して下さい」
藤「そんな事を云うものじゃアない親父は少し取逆上て居ますので」
武「えゝお家主一寸自身番まで一緒に行って貰いたい」
藤「へえ、自身番は直其処で」
武「少し御相談が有るから、じゃアお父さん私は帰る、明日屹度お筆さんを帰すよ心配しちゃアいかん、心を確かり持っておいで、大丈夫だから」