Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
のは、永禪和尚と継母お梅の両人に相違ございません、小川様のお調べでも親を殺したのは永禪和尚と分って居り、永禪和尚は元は榊原様の家来で水司又市と申す侍と云う事も、小川様のお調べで分って居りますが、お父さんが非業に殺され堂の縁の下から死骸が出ましたのを見てから、寝ても覚めても今迄一時も忘れた事はございません、実に悔しいと思いまして、夜も枕を付けると胸が塞がり、枕紙の濡れない晩は一晩もございません、それで何うかお父さんの敵を打とうと思いましても、十一や十二では迚も打つことは出来ませんが、もう十六にも成りましたし、お弟子さんのお話に三十三番札所の観音様を巡りさえすれば、何んな無理な願掛けでも屹度叶うということを聞きまして、何うせ女の腕で敵を打つ事は無理でございますが、三十三番の札を打納めたら、観音様の功力で敵が打てようかと存じまして、それ故私は西国巡礼に参りたいので、実は笈摺も柄杓も草鞋までも造ってございますから、誠に永々お世話様に成りましたのを、ふいと出ては恐れ入りますが、いよ/\参る時はお断り申そうと思って居りましたところ、ちょうど只今お話が出ましたから隠さずにお話し申します、何卒叔父さんからお暇を頂いて巡礼にお出しなすって下さい、私は江戸に兄が一人有りまして、今では音信不通、縁が切れ