Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
事を、ぼんやり聞いて居りましたが、妙な事で、去年富山の薬屋、それお前さん反魂丹を売る清兵衞さんと云う人が家へ来て、一晩泊って段々話を聞きました所が、私共の忰は妙な訳でねえ、良い出家に成られそうでございまして、越中の国高岡の大工町にある宗慈寺と云う寺の納所になって、立派な衣を着て居るそうで」
永「はアそれは妙な事だなア、大工町の宗慈寺と云うは真言寺じゃアないか」
又「はい真言寺で」
永「そこにお前の忰が出家を遂げて居るのかえ」
又「はい名は何とか云ったなア、婆さんお前知って居るか、あゝそうよ……いゝや、眞達と云う名の納所でございます」
永「左様か」
とじろりっと横眼でお梅と顔を見合わした計り、ぎっくり胸にこたえて、流石の悪党永禪和尚も、これは飛んだ所へ泊ったと思いました。
二十六
又「それで婆さんの云うのには、前の事をあやまって尋ねて行ったら宜かろうと云いますが、何だか今更親子とも云い難いと云うのは、女房子を打遣って女郎を連れて駈落する身の越度、本人が和尚さんとか納所とか云われる身の上になったからと云って、今私が親父だと云っても、顔を知りますまいし、殊に向うは出家で堅固な処へ、何だか気が詰って往けませんなれども、その話を聞いて一度尋ねて行きたいとは思って心掛けては居りますが