Classici giapponesi con furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Leggi 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 125.950 caratteri · 249 schermate
手形を拵えて貰って、急には立たぬ振をして、二三日の中にそうっと立つとしようじゃア無いか」
梅「何うかしてお呉んなさい、私は怖いから」
とその晩は寝ましたが、翌朝になりますと金を遣って瞞かして、何うか斯うか広瀬の追分を越える手形を拵えて貰い、明日立とうか明後日に為ようかと、こそ/\支度をして居りますると、翌日申の刻下りになりまして峠を下って参ったのは、越中富山の反魂丹を売る薬屋さん、富山の薬屋さんは風呂敷包を脊負うのに結目を堅く縛りませんで、両肩の脇へ一寸挟みまして、先をぱらりと下げて居ります。懐には合口をのんで居る位に心掛けて、怪しい者が来ると脊負て居る包を放ねて置いて、懐中の合口を引抜くと云う事で始終山国を歩くから油断はしません。よく旅慣れて居るもので御座ります。一体飛騨は医者と薬屋が少ないので薬が能く売れますから、寒いのも厭わずになだれ下りに来まして。
薬屋清「やア御免なさいませ」
又「おやこれはお珍らしい……去年お泊りの清兵衞さんがお出なすった、さア奥へお通りなさい、いやどうも能く」
清「誠に、是れははや、去年は来まして、えゝ長えこと御厄介ねなり居りみした、いやもう二度と再び山坂を越えて斯う云う