Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぎんがてつどうのよる

新編 銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Leggi 新編 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 135.030 caratteri · 274 schermate

Aozora Bunko

」

番人のおじいさんはガラスの前に進みました。

「おい。蜂雀。今日で何度目だと思う。手帳へつけるよ。つけるよ。あんまりいけなけあ仕方ないから館長様へ申し上げてアイスランドへ送っちまうよ。

ええおい。さあ坊ちゃん。きっとこいつは談します。早く涙をおふきなさい。まるで顔中ぐじゃぐじゃだ。そらええああすっかりさっぱりした。

お話がすんだら早く学校へ入らっしゃい。

あんまり長くなって厭きっちまうとこいつは又いろいろいやなことを云いますから。ではようがすか。」

番人のおじいさんは私の涙を拭いて呉れてそれから両手をせなかで組んでことりことり向うへ見まわって行きました。

おじいさんのあし音がそのうすくらい茶色の室の中から隣りの室へ消えたとき蜂雀はまた私の方を向きました。

私はどきっとしたのです。

蜂雀は細い細いハアモニカの様な声でそっと私にはなしかけました。

「さっきはごめんなさい。僕すっかり疲れちまったもんですからね。」

私もやさしく言いました。

「蜂雀。僕ちっとも怒っちゃいないんだよ。さっきの続きを話してお呉れ。」

蜂雀は語りはじめました。

「ペムペルとネリとはそれはほんとうにかあいいんだ。