Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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とりをとるやなぎ

新編 風の又三郎

宮沢 賢治

Leggi 新編 風の又三郎 (とりをとるやなぎ) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 23.750 caratteri · 49 schermate

Aozora Bunko

ああくやしい。」

狸は怒って云いました。

「やかましい。はやく消化しろ。」

そして狸はポンポコポンポンとはらつづみをうちました。

それから丁度二ヶ月たちました。ある日、狸は自分の家で、例のとおりありがたいごきとうをしていますと、狼がお米を三升さげて来て、どうかお説教をねがいますと云いました。

そこで狸は云いました。

「みんな山ねこさまのおぼしめしじゃ。お前がお米を三升もって来たのも、わしがお前に説教するのもじゃ。山ねこさまはありがたいお方じゃ。兎はおそばに参って、大臣になられたげな。お前もものの命をとったことは、五百や千では利くまいに、早うざんげさっしゃれ。でないと山ねこさまにえらい責苦にあわされますぞい。おお恐ろしや。なまねこ。なまねこ。」

狼はおびえあがって、きょろきょろしながらたずねました。

「そんならどうしたら助かりますかな。」

狸が云いました。

「わしは山ねこさまのお身代りじゃで、わしの云うとおりさっしゃれ。なまねこ。なまねこ。」

「どうしたらようございましょう。」と狼があわててききました。狸が云いました。

「それはな。じっとしていさしゃれ。な。わしはお前のきばをぬくじゃ。