Classici giapponesi con furigana
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しゅんせつせん
日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集
葉山 嘉樹
Leggi 日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集 (しゅんせつせん) di 葉山 嘉樹 (はやまよしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 34.935 caratteri · 73 schermate
と云われるのが、怖しいためなんだ。
船の高さよりも、水の深さの方が、深い場合には、船のどこかに穴さえ開けば、いつでも沈むことが能きる。軍艦の場合などでは、それをどうして沈めるか、どうして穴を開けるかを、絶えず研究していることは、誰だって知ってることだ。
軍艦とは浮ぶために造られたのか、沈むために造られたのか! 兵隊と云うものは、殺すためにあるものか、殺されるためにあるものか! それは、一つの国家と、その向う側の国家とで勝手に決める問題だ。
これは、ブルジョアジーと、プロレタリアートとの間にも通じる。
プロレタリアは「鰹節」だ。とブルジョアジーは考えている。
プロレタリアは、「俺達は人間」だ。「鰹節」じゃない。削って、出汁にして、食われて失くなってしまわねばならない、なんて法はない。と考える。
国家と国家と戦争して勝負をつけるように、プロレタリアートとブルジョアジーも、戦って片をつける。
その暁に、どちらが正しいかが分るんだ。
だが、第三金時丸は、三千三十噸の胴中へ石炭を一杯詰め込んだ。
彼女はマニラについた。
室の中の蠅のように、船舶労働者は駆けずり廻って、荷役をした。