Classici giapponesi con furigana
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あすはてんきになれ
明日は天気になれ
Leggi 明日は天気になれ (あすはてんきになれ) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 114.679 caratteri · 228 schermate
邪推としても独創的であるし、本当としても独創的だ。どっちにしても痛快的にバカげている。
信長は一面非常に謹直で合理派で現実主義者でありながら、宗教を軽蔑しつつ独特な角度からいつも宗教と甚だ密接につながっていたり、晩年に至ってまだ日本の半分も平定しないのに支那、朝鮮の征服を壮語したり、また明智光秀と妙にモツレた友情をもつに至っている点など、彼の性格に於て狂気と紙一重のところにあるものか、晩年における狂気の事実を考えさせるものがあるように思う。
彼の一生の行跡では喧躁なほど開放的なものと、蓋を閉じた貝のように陰気なものとが交錯していて、一見して彼ほど激烈で狂的な独裁者は日本の史上では類が少いように思われる。
徳川家康は温厚な古狸のように考えられているが、彼の側近の記録によると、自分に不利なことが起ると、たちまち顔色が蒼ざめ、ボリボリ爪をかむ癖があったという。そして、さてははかられたか、もうダメか、なぞと独り言をつぶやき、一時的にウワの空の状態がつづいたという。関ヶ原の時なぞも金吾中納言の裏切りが起る直前までというものは、味方の旗色が悪かったので、彼は全くテンドウし、蒼ざめて独り言を云いながら爪をかんでいたそうである。