Classici giapponesi con furigana
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めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
Leggi 明治開化 安吾捕物 (めいじかいか あんごとりもの) di Sakaguchi Ango (坂口 安吾) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 24.354 caratteri · 49 schermate
そこでお槙には三行り半を、お前には叔父甥の縁を切って、今夜のうちにとッとと立ちのけと申し渡されたね」
芳男は観念していた。わるびれずに、うなずいて、
「ハイ、その通りです」
「二人は絶縁を申し渡されて土蔵をでたが、お前はそれから、どうしたえ」
「私は自分の部屋へ立ち帰って、今後どうしたものかと思っておりますと、オカミサンが、いえ、お槙と申上げることに致しますが、下でさわいでいる声がしますので、行ってみると、酔っぱらって土蔵の中へはいっています。追っかけて行ってみると、戸の前でののしり騒いでおります。みると、戸にカケガネがおりているとみえて、あかないのでございます。私はお槙をなだめて、部屋へひきとらせますと、ぶうぶう不平をならべたてながら、寝こんだようでございます。私は再び自分の部屋へもどりまして、どうしたものかとフトンをひッかぶって物思いに沈んでおりました。いくら考えても埒はあきません。一度は当家をでるつもりで荷づくりをはじめたりしましたが、この店を追い出されると、暮しようがありませんから、荷造りはやめてしまいました。よそでは生活力のない私だから、どうしても叔父さんにお詫びして、許していただかなくてはと思いつきました。