Classici giapponesi con furigana
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ほしじょろう
星女郎
泉 鏡花
Leggi 星女郎 (ほしじょろう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 52.344 caratteri · 104 schermate
「先生方にはただの木の面形でござれども、現に私が試みました。驚破とある時、この目を通して何事も御覧が宜しい。さあ、お持ちなさるよう。」
三造は猶予いつつ、
「しかし、御重宝、」
「いや、御役に立てば本懐であります。」
すなわち取って、帽子をはずして、襟にかける、と先達の手に鐸が鳴った。
「御無事で、」
「さようなら。」
蜩の声に風颯と、背を押上げらるるがごとく境は頭を峠に上げた。雲の峰は縁を浅葱に、鼠色の牡丹をかさねた、頂白くキラキラと黄金の条の流れたのは、月がその裡に宿ったろう。高嶺の霞に咲くという、金色の董の野を、天上遥かに仰いだ風情。
西山日没東山昏。旋風吹馬馬蹈雲。――
低声に唱いかけて、耳を澄ますと、鐸の音は梢を揺って、薄暗い谷に沈む。
十三
女巫澆酒雲満空。玉炉炭火香鼕鼕。海神山鬼来座中。紙銭※鳴※風。相思木帖金舞鸞。
蛾一※重一弾。呼星召鬼杯盤。山魅食時人森寒。
境の足は猿ヶ馬場に掛った。今や影一つ、山の端に立つのである。
終南日色低平湾。神兮長有有無間。
越の海は、雲の模様に隠れながら、青い糸の縫目を見せて、北国の山々は、皆黄昏の袖を連ねた。