Classici giapponesi con furigana
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しゅんかしゅうとうりょうりおうこくじょにかえて
春夏秋冬 料理王国
北大路 魯山人
Leggi 春夏秋冬 料理王国 (しゅんかしゅうとうりょうりおうこくじょにかえて) di 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 8328 caratteri · 18 schermate
鯛はその体に、光る宝玉をちりばめて、堂々と突き進む。海中の生物たちの世界は、植物色の光輝ある物語のように美しい。しかも、彼らは刻々生きんがための闘争をつづけているのだ。目をあげて、海のかなたの水平線を見よ。水平線につづくものは空の色である。海の色と空の色と一つにとけあっているようでも、海には海の色があり、空には空の光がある。海と空とは融けあって、水平線は海と空を画し、船はその一線を進むと見えて煙りを立てている。
飛ぶ鳥は何鳥か。つばさ白く、海と空と照りあう中間を、白いつばさの鳥が飛んでいる。
海の青、空の青にも染まずただようと、白き鳥の心をうたった歌人があったが、同じ青といっても、おのずからその青は、空と海とではちがうものなのだ。絵をかく時にとくゴフンは、白いが、白鳥を描くゴフンも、美人の顔を描くゴフンも、白き夕月を描くゴフンも、同じゴフンである。だが、出来上った絵は、それが立派な芸術である場合、月の白さと、白鳥の白さと、美人の顔の白さとはちゃんとちがったそれぞれの白さなのは何故か。同じ皿にとかれた同じゴフンで描いても、白鳥は悲しく、夕月は冷たく淡く、美人の顔はあたたかい。