Classici giapponesi con furigana
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しょきかん
書記官
川上 眉山
Leggi 書記官 (しょきかん) di 川上 眉山 (かわかみびざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 18.182 caratteri · 36 schermate
たのはあなたの因果というもの、御迷惑でもありましょうが、まあ一しょに付き合って下さいな。そのかわりには私はまた、あなたのどんな無理でも聞きましょう。と親しげにいう。
否みかねて光代はついに従いぬ。時は朝なり。空は底を返したるごとく澄み渡りて、峰の白雲も行くにところなく、尾上に残る高嶺の雪はわけて鮮やかに、堆藍前にあり、凝黛後にあり、打ち靡きたる尾花野菊女郎花の間を行けば、石はようやく繁く松はいよいよ風情よく、耀たる湖の影はたちまち目を迎えぬ。
どこまでもその歓心を買わんとて、辰弥は好んであどけなき方に身を置きぬ。たわいもなき浮世咄より、面白き流行のことに移り、芝居に飛び音楽に行きて、ある限りさまざまに心を尽しぬ。光代はただ受答えの返事ばかり、進んで口を開かんともせず。
妙なことを白状しましょうか。と辰弥は微笑みて、私はあなたの琴を、この間の那須野のほかに、まあ幾度聞いたとお思いなさる。という。またそのようなことを、と光代は逃ぐるがごとく前へ出でしが、あれまあちょいと御覧なさいまし。いい景色のところへ来たではありませぬか。あの島の様子が何とも言われませんね。