Classici giapponesi con furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate
三「お母さん、そんなら宜うございましょう、こんな相場は有りませんから」
婆「誠に何うも有難い事でございます」
新「僕も少し頼まれた事が有ってその実は横浜まで買物に往かなければならんから、それでは明後日という事に極めましょう、何が無くとも赤の御飯ぐらい炊いて、目出度い事だから平常馴染の芸妓衆でも招んでね」
婆「誠に何うも有難い事で、然んなれば是非明後日はお待ち申します……美代吉や、ほんとに御親切なんて、何うもこんな有難い事は有ゃアしないよ……お間違い有りますまいね」
新「間違える所じゃない、お母さんの方でさい違わなけりゃア、此方で約を違える気遣いは無いのだから」
婆「実に何うも有難い事で、左様なら明後日は何時頃に入らっしゃいます」
新「二時少し廻った時分迄には屹度来るから、其の積りで約定を極めてさえ置けば宜いのだ」
三「美代ちゃん大変に宜い事が有るんで」
と幾ら傍で云っても美代吉は少しも嬉しい顔付が無いというは、本所北割下水に旗下の三男で、藤川庄三郎という者と深くなって居ますが、遣い過ぎて金が廻らなくなったので、有松屋へ行っても不挨拶をする