Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

徳「又だア……其の後は打絶えて……御無音に……何時も御壮健おかわりも無く……大西徳藏大悦奉る」

ふみ「何だね困りますね、朝からお酒を飲んで、お前さんは始終は身体を仕舞いますよ」

徳「何うせ果は中風だ、はゝゝだが酒が一滴も通らなけりア口の利けねえ徳藏だ、予てお前も知ってる通りのことだ、前々勤務をしている時分にも宜しく無いから飲むなてえが、飲まんけりア耐らん、殊更寒い昨夜は雨が降り、斯くの如く尾羽打枯して梶棒に掴まって歩るいたって、雨で乗手が少ない、寒くって耐らんから酒を飲むと、自然と車の輪代がたまって、身代もまわりかねるような事に成って、はゝゝ如何んとも何うも進退谷まってね、誠に済まんけれど金え拾両ばかり貸してくれ」

ふみ「何を……判然仰しゃい」

徳「金を十両拝借致し度いという訳だ」

ふみ「私の処にお金を借りに来られる訳じゃア有りますまい」

徳「訳が有りア謝って来やしねえ、訳が少し無いように成って来たから止むを得ず只誠に重々恐れ入って、拝借を願うというようなマア訳だね」

ふみ「はアお前さんは私とは縁が切れて居ますよ、最う此方へ私の籍を送ってしまえば、奧州屋の者でございますから、兄妹でもお前さんに私がお金を送る