Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつとふじげいぎのかえもん

松と藤芸妓の替紋

三遊亭 円朝

Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate

Aozora Bunko

美「いやだよウ一寸何だねえ」

庄「そうでないて事よ、往きなよ、お前もお母様のお墓参りに往くのなら、紋付の着物であらたまって、香花を手向るのが当前じゃねえか」

と無理に紋付にさせるのも庄三郎心有っての事です。此方のお美代はそんな事は知りませんが、亭主の云う事故仕方なく紋付を着て。此の節は滅多に着ることが有りません、久しぶりで紋付を着て上等帯を締め、大きな丸髷になでつけまして、華美な若粧、何うしても葉茶屋のお内儀さんにいたしては少し華美な拵え、それに垢抜けて居るから一寸表へ出ても目立ちます。これよりぶら/\遊歩を致して母の墓参りをして、上野を抜けて広小路へ参り、万円山広徳寺に来て奧州屋新助のお墓へ香花を手向けて、お寺には縁類の者であると云って附届を致し、出て来ますると、ぽつうり/\と秋の空の変り易く降り出して来ました。

庄「困ったな降って来たよ、何処かへ往ってお飯でも食べて雨を止めようじゃア無いか」

美「出る時は降るだろうと思ったから、蝙蝠傘だけは持って来たが、沢山の降りも有りますまいか」

と夫婦で車坂の四ツ辻まで来ますと、後から汚ない車夫が、