Classici giapponesi con furigana
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まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
Leggi 松と藤芸妓の替紋 (まつとふじげいぎのかえもん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 46.921 caratteri · 94 schermate
こと」
美「あの旦那が元御用達で、旨い物は食べつけて居て、それでお内儀さんが元芸者で苦労して、方々の料理茶屋の物を食べて居るから、何うしてもなんだね調理は上手だよ」
婢「そうして旦那様は何処へ………」
美「あゝお金を何うとかと云って往ったよ」
婢「大層遅いじゃ有りませんか」
美「なアに今に帰るだろう、旦那が帰ったら一口召上るかも知れないからね、少しお肴を支度して置いておくれ」
いくら待っても帰りませんので案じていると、ちーん/\という二時の時計。
庄「大きに御苦労/\、若衆(車代を払う)………帰ったよ」
婢「はい旦那様がお帰りですよ」
美「あれさ起きなくっても宜いわ、寝ておいでよ……只今明けますから…………おや車で、若衆さん大きに御苦労」
車「へい」
美「お茶でも飲んでお出でなさいな、そう大きに御苦労様………あなた余まり遅いからお泊りに成ったのだろうから、私も今寝ようと思った処、あゝ宜い塩梅に一時降ってから小降りに成りましたねえ、それにね蝙蝠傘は漏りはしませんか」
庄「なに車に乗ったから傘は要らなかった。」
美「そう、甚いのに何処まで往っておいでなすったの」
庄「王子の茶園に往って送り込を頼んで来た、二三日中に送り込むだろうが、来なければ又往って遣ろうが」