Classici giapponesi con furigana
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うめづしえんおうでん
梅津只円翁伝
杉山 萠円
Leggi 梅津只円翁伝 (うめづしえんおうでん) di 杉山 萠円 (すぎやまほうえん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 65.582 caratteri · 130 schermate
ことしも来鳴をしの声かな
寒雁啼
露霜のふかき汀の蘆のはに
こゑもしをれて雁そ啼なる
春木 (九十三歳時代)
しはしこそ梅をくれけれ春来ても
いつかさくらと人にまたれつ
夏獣
重荷おひてゆきゝ隙なき牛車
なつのあつさに舌もこかれつ
友獣
をく山の青葉をつたふ木のは猿
つはさなき身も枝うつりして
名所恋 (九十四歳時代)
しのひねの泪の波のかゝるか那
つかしき妙の袖のみなとに
◇
茶の湯とか俳諧とかいう趣味は翁にはなかったように思う。ところが最近知人武田信次郎氏から、高川邦子女史の茶室で茶杓を取った翁の態度に寸分の隙もなかったので、座中皆感じ入ったという通信があった。筆者は聊か意外に思って、事の詳細を今一度同氏に問合わせたところ折返して左の通返事が来たから、無躾ながらここに抜き書さしてもらう事にした。(原文のまま)
「高川邦子女史は高川勝太夫と申す士分の息女にて令妹藤子女史と共に幼稚園小学校等の教師を勤め姉妹ながら孝行の由聞之候。