Classici giapponesi con furigana
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しょくぶついし
植物医師
Leggi 植物医師 (しょくぶついし) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 6513 caratteri · 14 schermate
」
爾薩待「そうですな。診察料一円に薬価一円と、二円いただきます。」
農民一「はあ。」(財布から二円出す)
爾薩待(受取る)「やあ、ありがとう。」
農民一「どうもお有難うごあんした。これがらもどうがよろしぐお願いいだしあんす。」
爾薩待「いや、さよなら。」(農民一 退場)
爾薩待(ほくほくして室の中を往来する)「ふん。亜砒酸は五十銭で一円五十銭もうけだ。これなら一向訳ないな。向こうから聞いた上でこっちは解決をつけてやる丈だから。」(硫安を入れるときの手付をする)
「もうし。」
爾薩待「はい。」(農民二 登場)
農民二「植物医者づのぁお前さんだべすか。」
爾薩待「ええ、そうです。」
農民二「陸稲のごとでもわがるべすか。」
爾薩待「ああわかります。私は植物一切の医者ですから。」
農民二「はあ、おりゃの陸稲ぁ、さっぱりおがらなぃです。この位になってだんだん枯れはじめです。」
爾薩待「ああ、そうですか。まあお掛けなさい。ええと、陸稲が枯れるんですか。」
農民二「はあ、斯う言うにならんす。」(出す)
爾薩待「ああ、なるほど、これはね、こいつはね、あんまり乾き過ぎたという訳でもない、また水はけの悪いためでもない。