Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
阿「どうもいけません……手前煙草がいけませんから欲しくございません……御亭主大層良い品があるね」
友「どうも品物が揃(そろ)いませんで……これお茶を上げなよ」
むら「はい」
と奥から出ましたお村は袋物屋の女房には婀娜(あだ)過ぎるが、達摩返しに金の簪(かんざし)、南部の藍(あい)の子持縞(こもちじま)に唐繻子(とうじゅす)に翁格子(おきなごうし)を腹合せにした帯をしめ、小さな茶盆の上へ上方焼(かみがたやき)の茶碗を二つ載せ、真鍮(しんちゅう)象眼(ぞうがん)の茶托(ちゃたく)がありまして、鳥渡(ちょっと)しまった銀瓶(ぎんびん)と七兵衞(しちべえ)の急須(きゅうす)を載せて、
むら「お茶を召し上れ」
士「はい」
と彼(か)の士(さむらい)は茶碗を取りながらお村の顔を見て、顔を少し横にそむける。阿部は酔っているから心付きません。
阿「いよ、これはどうも有り難いが、願わくは手前は大きいもので水を一杯戴きたいもので」
士「御亭主」
友「へい/\」
士「貴公は本所辺で出入の処がありはせんか」
友「へい二三軒様お出入があります」
士「本所の宅へ来て貰いたい