Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

と云う声、実に悲鳴を放って苦しんでいるのでございます。処へ文治郎通り掛ったが、母が同道でございますから、何分(なにぶん)にも問うことも出来ません。宅へ帰って森松に耳こすりして、全く友之助が蟠龍軒の為に酷(ひど)い目に遇(あ)っているなら、助けないで彼(あ)のまゝにして置けば必ず死ぬから、早く見て来いと云うから、森松は飛出して割下水へ来て見ると、四辺(あたり)はひっそりとしていたけれども、其の者は溝(どぶ)から這上(はいあが)って這うようにして彼方(あっち)へ行った此方(こっち)へ行ったと人の話を聞いて、だん/\跡を追って吾妻橋へ掛りますと、ポツリ/\大粒の雨が顔に当ります。ピュウ/\と筑波下(つくばおろ)しが吹き、往来はすこし止りましたが、友之助はびしょ濡(ぬれ)の泥だらけ、元結(もとゆい)ははじけて散乱髪(さんばらがみ)、面部は耳の脇から血が流れ、ズル/\した姿(なり)で橋の欄干に取付き、

友「口惜しい、畜生め、町人と思って打ち打擲して、人を半死半生に殺しゃアがったな、あゝ己は口惜しい、己は此の橋から飛込んで三日経(たゝ)ぬ中(うち)に皆(みんな)取殺すからそう思え、エー口惜しい」