Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

のだ」

忠「成程」

穗「鴨川壽仙は針の名人だ、昼間傘(からかさ)を差し掛けて其の下へ寝かして置いて、白目の処へ針を打つと、其の日に全快する」

忠「えらいものだね、真珠に麝香に真砂(しんしゃ)に竜脳の四味(み)を細末(さいまつ)にして、これを蜂蜜で練って付ける時は眼病全快する、成程、宜しい、これを持って行(ゆ)きましょう」

穗「それを出して読むようではいかぬから暗誦して」

忠「宜しい、先生恐入りましたが羽織がこれではいけませんから、無地のお羽織を願います」

蟠「これをやろう」

とこれから無地の羽織を着て阿部忠五郎が小野庄左衞門の宅へ参りました。庄左衞門の宅では、神ならぬ身のそんな事とは知りませんから、娘が親父(おやじ)の側に居りまして内職を致して居ります。

忠「御免下さい」

ま「何方(どちら)から入(いら)っしゃいました」

忠「小野庄左衞門殿のお宅は此方(こちら)かな」

ま「お父様(とっさま)、何方(どなた)か入っしゃいました」

庄「此方へお通り下さい……初めまして手前小野庄左衞門と申す武骨者、えー何方様(どなたさま)でございますか」

忠「手前は医者で阿部忠いえなに忠庵という者で、親父から譲られた