Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
町「どう致しまして、お辞(ことば)は背きません」
文「それは辱(かたじ)けない、それでは申し聞けるが、文治郎今晩これから直ぐに出て行(ゆ)きます、今晩はお前が嫁に来たばかりだから留(とゞま)りたいが、出て行(ゆ)かなければならぬ、私(わし)が出て往った後(あと)で、お母様(っかさま)がお目が覚めて文治郎はとお問い遊ばした時、文治郎は能く眠り付いて居ります、御用なれば私(わたくし)へ仰せ聞けられて下さいと云って、お前が引受けてくれぬでは困る」
町「何処(どこ)へお出(いで)になります、何時(いつ)お帰りになります」
文「帰りは明方(あけがた)でございます、若し是非ない訳で帰れんければ四五十年は帰れぬ、たった一人の大切のお母様(っかさま)、私(わし)になり代って孝行を尽してくれぬでは困る」
町「はい四五十年お帰り遊ばされぬというのは其りゃどういう訳でございますか」
文「深く問われては困る、義に依って行(ゆ)かなければならぬ処がある、辞返(ことばがえ)しをすることはなりませんよ」
町「はい」
とおど/\して見て居りますと、風呂敷包のなかから南蛮鍜(なんばんきた)えの鎖帷子(くさりかたびら)に筋金(すじがね)の入りたる