Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

んちょうべえ)、又は花川戸(はなかわど)の戸澤助六(とざわすけろく)、夢(ゆめ)の市郎兵衞(いちろべえ)、唐犬權兵衞(とうけんごんべえ)などと云う者がありまして、其の町内々々を持って居て、喧嘩(けんか)があれば直(すぐ)に出て裁判を致し、非常の時には出て人を助けるようなものがございましたが、安永年間には左様なものはございません。引続きお話申します業平文治は町奴親分と云うのではありません、浪人で田地(でんじ)も多く持って居りますから活計(くらし)に困りませんで、人を助けるのが極く好きです。尤(もっと)も仁を為せば富まず、富を為せば仁ならずと云って、慈悲も施し身代(しんだい)も善くするというは中々むずかしいことでありますが、文治は身代もよく、人も助け、其の上老母へ孝行を尽します。兎角(とかく)男達に孝子と云うは稀(まれ)なもので、成程男達では親孝行は出来ないだろう、自分の身を捨(すて)ても人を助けるというのであるから、親に対しては不孝になるだろうと仰しゃった方がありましたが、文治は人に頼まれる時は白刃(しらは)の中へも飛び込んで双方を和(なだ)め、黒白(こくびゃく)を付けて穏便(おんびん)の計(はから)いを致しまする勇気のある