Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate

Aozora Bunko

ものが深くなると、人を害することがあります「心ひく方(かた)ばかりにてなべて世の人に情(なさけ)のある人ぞなき」と云う歌の通り「情(なさけ)を介(さしはさ)んで害を為(な)す」と云う古語がございます。大伴を討って衆人を助け、殊には友之助を欺いて女房を奪い、百両の金も取上げて仕舞い、彼を割下水の溝(どぶ)の中へ打込み、半殺しにしたは実に大逆非道な奴で、捨置かれぬと云う其の癇癖を耐(こら)え/\て六月の晦日(みそか)まで待ちました。昼の程から様子を聞くと、今日は大伴兄弟も他(た)へ用達(ようたし)に行(ゆ)くことなし、晦日のことで用もあるから払方(はらいかた)を済ませ、家(うち)で一杯飲むということを聞きましたから、今宵(こよい)こそ彼を討たんと、昼の中(うち)から徐々(そろ/\)身支度を致します。お町は其の様子を知って居りますから、暮方(くれがた)になると段々胸が塞(ふさが)りまして、はら/\致し、文治郎の側に附いて居りました。四(よ)つを打つと只今の十時でございますから、何所(どこ)でも退(ひ)けます。母にもお酒を飲ませ、安心させるよう寝かし付け、彼是(かれこれ)九つと思う