Classici giapponesi con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Leggi 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 159.974 caratteri · 317 schermate
奴だ」
文「何が不届です、斯様(かよう)な弱い奴を切るのは犬を切るのも同じ事でござる、士(さむらい)と云う者は弱い者を助けるのが真の武士、お前さん方は犬でも切って歩きそうな顔付だ」
士「最前から聞いて居れば手前は余程(よっぽど)付け上って居(お)るな、此の町人は謂(いわ)れなく切るのではない、余り無礼だに依(よ)って向後(きょうこう)の戒(いましめ)の為切捨(きりすて)るのだ、然(しか)るに手前は仲人(ちゅうにん)のくせに頭巾を被って居(お)るとは失礼な奴だ、頭巾を取れ」
文「お前さんが頭巾を取って宜しかろう、仲人が来(きた)らば先(ま)ず其方(そっち)から頭巾を取って斯様々々な訳で有るからと話をすれば、仲人も頭巾を取るが、喧嘩の当人の方で被っているから仲人の方でも被っているのは当然(あたりまえ)だ」
士「不届至極な奴だ、素町人を切るより此奴(こやつ)を切ろう」
士「それが宜しい」
文「これは面白い、私(わし)を代りに切って此の両人を助けて呉れゝば切られましょう、さア/\田舎のお方、早く行(ゆ)きなさい/\」
と云うと生酔(なまよい)も酔が覚め、腰が抜けて迯(に)げる事が出来ませんで、這(は)いながら板塀の側に慄(ふる)えておりますと、剣術遣いはジリ/\ッと詰寄って参ったから、文治は油断