Classici giapponesi con furigana
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ぶしゅうきたいん
武州喜多院
中里 介山
Leggi 武州喜多院 (ぶしゅうきたいん) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 3572 caratteri · 7 schermate
のというものが相当にあるが、そのうち一番眼についたのは家康着用という、麻の小紋の着物だ、これを見ると丈が短く肥った色の黒い、大庄屋の親分といったような家康の風が眼の前にちらついて来る。
それから三代将軍以来この寺へは代々将軍が太刀を納めることになっているが、家光は「友成」で、これは今九段の遊就館に陳列してあるそうだ、それからまた有名な国宝の職人絵づくしは今報知新聞で催している国宝展覧会に貸してあるとのこと、それでは岩佐勝以の三十六歌仙を拝観は出来ないかというと「あれは当院のものではありません、この隣りの東照宮の所蔵品です」とのこと、喜多院の岩佐勝以とばかり耳馴れていたのに、それと聞いてやや意外の思いをしたが、本来東照宮はこの喜多院の中の一つの存在であったのを、神仏混淆がやかましくなって以来の分離なのだから、喜多院所蔵と覚えていてもさして無理はない。
それからここを立ち出でて東照宮の方へ行く途中天海大僧正お手植の槙、
樹高――七十一尺、周囲――九尺七寸、樹齢――二百七十五年
寛永十六年本院再築の時植付
とある、この位の槙の大木は関東では珍しい