Classici giapponesi con furigana
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うきぐも
浮雲
二葉亭 四迷
Leggi 浮雲 (うきぐも) di 二葉亭 四迷 (ふたばていしめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 112.980 caratteri · 222 schermate
「放擲てお置きなさいヨ。身から出た錆だもの、些とは塞ぐも好のサ」
「そう言えばそんなような者だが、しかし何しろ気の毒だ。こういう事になろうと疾くから知ていたらまたどうにか仕様も有たろうけれども、何しても……」
「何とか言ッてましたろうネ」
「何を」
「私の事をサ」
「イヤ何とも」
「フム貴君も頼もしくないネ、あんな者を朋友にして同類にお成んなさる」
「同類にも何にも成りゃアしないが、真実に」
「そう」
ト談話の内に茶を入れ、地袋の菓子を取出して昇に侑め、またお鍋を以てお勢を召ばせる。何時もならば文三にもと言うところを今日は八分したゆえ、お鍋が不審に思い、「お二階へは」ト尋ねると、「ナニ茶がカッ食いたきゃア……言ないでも宜ヨ」ト答えた。これを名けてWoman'srevenge(婦人の復讐)という。
「どうしたんです、鬩り合いでもしたのかネ」
「鬩合いなら宜がいじめられたの、文三にいじめられたの……」
「それはまたどうした理由で」
「マア本田さん、聞ておくんなさい、こうなんですヨ」
ト昨日文三にいじめられた事を、おまけにおまけを附着てベチャクチャと饒舌り出しては止度なく、滔々蕩々として勢い百川の一時に決した如くで、言損じがなければ委みもなく、多年の揣摩一時の宏弁、自然に備わる抑揚頓挫、或は開き或は闔じて縦横自在に言廻わせば、鷺も烏