Classici giapponesi con furigana
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
Leggi 海に生くる人々 (うみにいくるひとびと) di 葉山 嘉樹 (はやまよしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 161.305 caratteri · 321 schermate
ことにボーイ長のは二層床の下部に当たり、光の方を背にしていたので、最も暗かった。藤原は、自分の床から蝋燭をとって、ボーイ長の枕もとに立てた。彼は白ペンキのように青ざめて、そしてくらげのように衰えていた。
まだ、チーフメートは、何らの手当てもしには来なかった。
彼は、ボーイ長を慰めた。そしてすぐにチーフメートが「膏薬」を持って、のろのろ来やがるだろう、やつらには、労働者よりも、ブロックの方が比較にならぬほど重大なんだ、しかし、心配しないがいい、皆がついているからといって、ランプ部屋へしたくに行った。
万寿丸は尻屋岬燈台沖にかかった。暴化はその勢いを少しも収めなかった。
水夫らはボートやサンパンを吹き飛ばされないように、それを、より一層ほとんど、吹き出したいくらいに、頑丈に、これでは沈没した時に決して間に合わないと、証拠立てられるほど、それほど頑丈に、くどくどとデッキや煙突にまで、綱を引っぱった。そして、この仕事は、波浪の恐れは全然なかったが、動揺と、風と、おまけに「てすり」がないので、海へ落ちるという危険を伴った。ボートデッキは、船中で一番高い部分であって、それは士官室の屋根と天井とを兼ねていた。