Classici giapponesi con furigana
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うみにいくるひとびと
海に生くる人々
葉山 嘉樹
Leggi 海に生くる人々 (うみにいくるひとびと) di 葉山 嘉樹 (はやまよしき) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 161.305 caratteri · 321 schermate
山の絶頂へでも登りついた人のように、彼らはショベルを杖にして石炭を踏みしめて上って来た。
そして、その例外に太い握り飯にありつくのであった。
彼らはこうして、ダンブルの中で土蜂のような作業に従って、窒息しそうな苦痛をなめている時に、その境涯をうらやんでいるものさえあった。
それは高架桟橋上の労働者であった。それは船のマストと高さを競うほども高いのであるから、その風当たりのよいことは、送風機のパイプの中のようであった。
彼らは、石炭車の底部にある蓋をとる。石炭は桟橋へ作られた漏斗の上へ落ちる。そして、船のダンブルへドドッと雪崩れ込むのである。彼らが労働する部分は皆鉄ででき上がっている。そして、その鉄は焼き鏝のように、それに触れると肉を引んむいてしまう。彼らは帆布で作った大きな袋を足に「着て」いる。彼らはまた毛布と毛布との間に、綿や毛などを詰めた赤や灰色の仕事着を着ている。それは、彼らが、その目の回るような、過激な労働時間以外に着ている、唯一の防寒具である。彼らは、また、皆、鎮西八郎為朝が、はめていただろうと思われるような、弓の手袋に似た革手袋の中で、その手を泳がせている。